柔軟性、あるいは裏メニュー

現在Journey on では月に3日ほど神楽坂で活動しています。
お借りしているのは古民家の一室。
「間」Persimmonパーシモン 
賑やかな坂道から路地を入るだけで、とても静かな時が流れています。

初めての方向けに個人セッションやレッスン、イベント、体験メニューなど掲げていますが、あくまでも何かないとアンテナに引っかからないかな、というわけで色々企画しておりますが・・

吉沢と面識のある方であれば、(Session Time内限定)それ以外のリクエスト=裏メニューも随時受け付けています。
家ではないので無料ご招待とは行きませんが、施設利用料をシェアしていただくことで、Journey onのリソースを使っていただけます。

・Findhorn Flower Essence
・ヒマラヤン・エンハンサーズ(トランスフォーメーション キット)
・コルテ (イルカ、クジラのエッセンス)
・化粧品づくり(エッセンシャルオイル以外の材料持参ください)
・スプレーづくり(エッセンシャルオイル以外の材料持参ください)
・ドテラエッセンシャルオイル
御朱印帳づくり(別途 材料費実費)
経理相談
豆本作り

吉沢と遊びたい方、リクエストください^^
自分で自分は雇えないんだな、とわかった今日この頃。

私がリクエストに応えなければ、と思う根っこはそもそも自分が規格外ゆえの処世術ですが、それ以外にも理由がありました。
(ここから先は思い出話です)
かつて、シュタイナー学校の教員養成コースのあるカレッジで1年だけ英語を学びました。
シュタイナーは経済についても色々講義を残していますが、カレッジもそのような考え方をベースに運営されていました。
私もそのような有機的な運営や対応?の恩恵を受けたため、ずっと心に残っています。
願わくば、自分もそのように何かができるといいなと思っており、それが自分にとっては「柔軟にリクエストに応える」ことだと思っているのです。

例えば〜"ここで勉強したい"と思った時、私は一年目の学費の3分の2しか持ち合わせがありませんでした。
そこでまずはコースの教授であるアンドリューと面談し、相談しました。
すると、アンドリューは最後にこう言いました。
「お金のことは僕にはわからないからファイナンシャル・デパートメントと相談してみて欲しい。でも君がこのコースの仲間になることが私には想像できるよ。既にここに申し込んでいる生徒の中に生まれ年まで同じ誕生日の人がいる。そして私の奥さんも君と同じ誕生日なんだ。」私もここで学ぶことに十分なサインを感じていました。

言われた通り次に経理部で相談すると、奨学金への申し込みは二年目以降可能になる--すなわち、一年目は自分でなんとかしなさい、ということなのだと説明されました。
全部支払ってしまうと旅費・滞在費が捻出できなくなるので私はこう相談しました。
"3分の1を今トラベラーズチェックで支払えます。一時帰国してもう3分の1を2学期の初めに支払います。残り3分の1をコースが終わって日本に帰って働けば3ヶ月で返すことができると思うのですが、3回に分けて待ってもらうことは可能でしょうか?"と。
最終的にはそのような希望が通り、ここで学べることとなりました。


学校を卒業してから7年、先生に掛け合って英語で推薦文を書いてもらうなど無理です。
急遽旅先で知り合った日本人の友人に書いてもらいました。
今思うとそんなんで良く受け入れてもらえたな(^^;と思います。

慌てて下宿先もオフィスに探してもらえるよう頼み込んで一時帰国しました。
すると他の生徒へのオファーだった無料の下宿が私の所に回ってきました。その人は学校から遠いので断ったというのです!
92歳のおばあさんと同居して、少し家事の手伝いなどすることで家賃は一切かからないという棚からぼた餅ような話でした。

休みには校内のキッチンでアルバイトをし、そのお金で(繰り上げ返済せずに)帰国前の夏休み、イタリアに旅行しました。>内田百間か!

そんな訳で、「決められたルールに従う」「団体行動を重んじる」という日本人らしさは欠如しているかもしれませんが、私にできることで--お役に立てたらな!というのが信条です。

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*ワークショップや講座の会場として使いたい場合は別途ご相談ください。